土地や実家などの相続の話題は、両親や兄弟であっても、なかなか話しにくいものです。
遺産相続は、権利やお金のことが絡んでくるため、たとえ血を分けた肉親であっても、話し合いがうまくいかないことも珍しくありません。
中には、相続問題が原因で、関係がこじれてしまったというケースもあります。
そのようなトラブルを避けるために、相続の話をしないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、相続問題をそのまま先の延ばしにしていると、後々困ってしまうかもしれません。
特に「農地」の相続問題は、非常に厄介なので、今からしっかり考えておいたほうが良いでしょう。
地方にお住まいの方や地方出身の方だと、実家や親戚が農業を営んでいる方も多いことでしょう。
相続するものの中に農地が含まれていたため、農地の処分で苦労したという話を耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
農地を相続する場合、そのまま農業をするのであれば問題はありません。
困るのは、相続したが農業をしない場合です。
農業を行わないのに、広い農地を所有していると、固定資産税がかかってしまいます。
使わない土地に対して、税金を払い続けることは、大きな負担です。
農地を放置すると、税金以外にも、さまざまな問題が発生するおそれがあります。
害虫の発生やタヌキやクマなどの野生動物が来るようになって、周囲の農地への被害を与えてしまうかもしれません。
また、荒れ果てた農地は、不法投棄などの的にされることもあるので、注意が必要です。
放置した農地で、何かしらの問題が発生した場合は、その持ち主の管理責任となってしまいます。
場合によっては、法的な処罰の対象となることもあるので、農地を放置するのは避けましょう。
農地は「農地法」という法律によって、農地転用の制限があり、宅地のように自由に売却をすることができません。
つまり、農地は簡単に処分できないのです。
農地の処分や売却をお考えの方は、ランド・フリーダムにご相談ください。
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